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つむじはげ・薄毛の原因【AGA】を分かりやすく説明します

つむじはげ・薄毛の原因【AGA】を分かりやすく説明します

つむじはげ・薄毛になってしまうのは【AGA】が原因。ちょっと待って!そのAGAって何ですか?よくわからないです、、というあなたに向けて実際にAGA治療を受けた僕たちが説明します。これさえ読めばAGAについて良くわかるようになります!

★今回の記事を読んで分かること
・AGAとは何か
・AGAのヘアサイクルの異常さ
・AGAの改善方法
・AGA治療の副作用
・AGA治療の実際にかかった費用
※ガイドラインの引用ものせています

目次

Q1.そもそもAGAって何ですか

抜け毛が多くなったり、髪の毛が薄くなったり、

いったいこの原因は何なんだと考えて一番最初に思い浮かぶのは【AGA】ですよね。さっそく一緒にAGAについて一緒で学んでいきましょう。

定義

AGA(AndrogeneticAlopecia)とは男性型脱毛症のことです。男性型脱毛症とは名前の通り、思春期以降の男性特有の進行性の脱毛症。生え際からの進行するタイプつむじ周りから進行するタイプその両方のから進行するタイプからなり、進行度により9つのタイプに分類される髪の毛がゆっくり薄くなっていく疾患です。

症状

日本皮膚科学会から出ているガイドラインから説明します。

”男性型脱毛症とは、毛周期を繰り返す過程で成長期が短くなり、休止期にとどまる毛包が多くなることを病態の基盤とし、臨床的には前頭部や頭頂部の頭髪が、軟毛化して細く短くなり、最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象である。この病態は男女を問わず同一で有り、休止期脱毛と異なり、パターン化した脱毛が特徴である。”

正常時とAGAの人のヘアサイクルを比べて見たときに、髪の毛が太く伸びる成長期が約4-6倍のスピードで短くなってしまうのです。

おでこの生え際やつむじ周りの毛髪が十分に成長しないうちに抜けてしまう軟毛化現象が起きます。そして最終的には目には見えない程細く短い髪になってしまうんです。

ではそのパターンを見ていきましょう。

引用:男性ホルモン研究所『AGAとは?薄毛・抜け毛が進行する脱毛症の原因と3つの治療法』

当てはまっているかもしれないとゾッとした方いませんか。

このようにAGAの脱毛していくパターンは決まっています。そのため簡易的なAGAになっているかの判断はご自身でもできないことはありません。後ほど質問形式のAGA簡単チェックリストも紹介します。

発症時期

年代別のAGA疾患者の割合は、20 代で約10%、30代で20%、40代で30%、50代以降で40 数%と年齢とともに高くなると言われています。ただ発症が早い人は10代後半、遅い人は50・60代で発症します。ちなみに僕たちは10代後半組です。

原因・メカニズム

こちらも日本皮膚科学会から出ているガイドラインの引用から説明します。

”一般的に男性ホルモンは骨・筋肉の発達を促し、髭 や胸毛などの毛を濃くする方向に働くしかし、前頭部や頭頂部などの男性ホルモン感受性毛包においては 逆に軟毛化現象を引き起こす.男性ホルモン感受性毛包の毛乳頭細胞には男性ホルモン受容体が存在するが、髭や前頭部、頭頂部の毛乳頭細胞に運ばれたテストステロンII 型 5α―還元酵素の働きにより、さらに活性が高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換されて受容体に結合する.DHTの結合した男性ホルモン受容体は髭では細胞成長因子などを誘導し成長期が延長する.逆に前頭部や頭頂部の男性ホルモン感受性毛包においては、DHTの結合した男性ホルモン受容体 TGF-β DKK1 などを誘導し毛母細胞の増殖が抑制され成長期が短縮することが報告されている。”

色々難しそうなワードが書いてあって読む気にならない方は下に噛み砕いた説明を用意しています!

引用:男性ホルモン研究所

★AGAのメカニズムを物語に変えて紹介!
男性ホルモンのテストステロンが悪い友達の5αリダクターゼ( 5α―還元酵素)と出逢い、ジヒドテストロン(DHT)になってしまいます。DHTが次に出逢うのがパートナーになる男性ホルモン受容体。男性ホルモン受容体とDHTが結びつき生まれた子どもたち(TGF-βDKK1など)が好奇心で髪の毛を抜いてしまうのです、、

※男性ホルモン受容体の数は人によって違い、遺伝子レベルで決まっているのです。この男性ホルモン受容体が多ければ多いほど脱毛因子を誘導します。

この働きにより、通常の髪の毛の【成長する・抜ける・生える】ヘアサイクルが大きく変化してしまいます。詳しくは後で紹介します。

 Q2.あの、AGAの判断基準はありますか

AGAの判断基準はもちろんあります。

ご自身でも一度下記の簡単セルフチェック表を活用して確認してみましょう。多くの項目に該当する方は要注意です。また色分けしている理由はオレンジ3つは意識次第で変えられる改善できる項目だからです。毎日の積み重ねを大切にしていきましょう。

また自宅で毛穴の状態を確認できるアイテムもあります。気になる方は読んでみてください!

ーアイテムー

簡単セルフチェック表

引用:男性ホルモン研究所

無料診断を受ける

現在では多くのクリニックで治療開始前に、AGAかどうか治療の必要かどうかの無料診断を提供しています。

僕たちも治療開始前にこの無料診断を受けた結果、AGA治療開始に至りました。ちょっとでも不安な治療をするしないに関わらず、診断してもらうのもアリだと思います。

ークリニック記事

Q3.AGAと正常時の髪の成長サイクルの違いは

引用:男性ホルモン研究

AGAと正常時の髪の成長サイクルには大きな違いがあります。

まず正常時のヘアサイクルの説明からします。

『成長期』『退行期』『休止期』の3つのサイクルがあります。

『成長期』

毛母細胞が分裂・増殖する期間。2〜6年と言われており全体の80~90%はこの期間。この成長期が長いほど、髪の毛は長く太くなる傾向があります。

『退行期』

髪の毛の成長が止まり抜ける準備をする期間。2~3週間程度と言われており全体の1%はこの期間。毛母細胞が寿命を迎え分裂が減少し、髪の毛が完全に成長しなくなります。

『休止期』

毛母細胞の分裂が停止し髪が抜け、新しい毛が生える期間。2~3か月程度。毛根の位置がどんどん表面に近づき、この奥にある新しい髪の毛に押し出されるようにして自然と髪が抜け落ちます。

一方でAGAの場合は脱毛までのスピードが大きく変わります。

ヘアサイクルの『成長期』が極端に短くなってしまうのです。正常時のヘアサイクルが2~6年だとしたら、AGAの場合は0.5〜1年になります。

髪の毛が周期を繰り返す回数は40回程度と決まっているため、早めの対応をしないといけません。

逆に早く対策することで、残りのヘアサイクルの長い周期に戻すことができるのです。

Q4.AGAは完治するのでしょうか

現実は甘くない。治ることはありません

AGAはクリニックに通っても薬を服用しても完治することはありません。ただ治療を続けるかぎり髪の毛を通常のサイクルで維持することができます。そして治療をやめると治療前のように脱毛してしまいます。

僕たちは大学生の時にクリニックを受診しました。後退していた生え際、薄くなっていたつむじ周りも内服薬(ミノキシジル・フィンペシア)と塗り薬(ミノキシジル)を使用し、1か月程で髪の毛が生えてきていると実感しました。

1年が過ぎ安心しきって受診するのをやめると、やはり髪の毛の後退が止まらないのです。

つらい現実でした。(だからこそ皆さんに伝えたいことが沢山ありこのサイトを運営しています)

ただ治療をすることで髪の毛は生えることは事実です。

治療・維持改善

実際にAGA治療ではどのような内服薬・塗り薬を簡単に紹介します。

ミノキシジル(内服薬・塗り薬)

発毛効果

頭皮の血行を良くすることで毛根に栄養を運び、頭皮環境を整える。発毛を促す効果や毛母細胞を増やす効果が認められています。

育毛効果

毛乳細胞の働きを活性化し、ヘアサイクルを伸ばす働きが期待できます。毛乳細胞からつくられる発毛因子の産生を促進します。

フィンペシア(内服薬)

脱毛抑制効果

5αリダクターゼの働きを抑制する。前立腺肥大症の治療薬として使用されていましたが、この成分にジヒドロテストステロン(DHT)値を70%以上低下させることが研究で示されています。

Q5. AGA治療を始める前に知っておきたいことはありますか

身体への影響

それぞれの薬によって副作用はあります。

フィンペシア

EDや性欲の減退、肝機能障害、抑うつ作用が挙げられます。

ミノキシジル

初期脱毛、皮膚炎、動悸・息切れ、頭痛・めまい、手足・顔のむくみ、多毛症、肝機能障がい、心疾患が挙げられます。

どれも副作用が起こる可能性は極めて低いと言われています。僕たちもほとんど副作用はありませんでしたが1つだけ。

多毛症です。もともと体毛は薄い方でしたが、顔毛、指毛、耳毛、背中毛など生えてきて、身体全体の毛が濃くなりました。気にならない方は良いですが、毛の処理はめんどくさくなりました。朗報としてまつ毛も伸びることです。

費用が高い

実際に1年クリニックに通ってみて思ったのはお金がかかるということ。

1年間の費用は内服薬2種(脱毛抑制、発毛促進)・塗り薬1種(発毛促進)で約45万でした。

学生の時からしてみればかなり高い買い物になりましたが後悔はしませんでした。髪のセットが楽になり、外で歩いている時の風も優しく感じるようになりました。何よりメンタル面で気持ちが前向きになれたんです。

クリニック費用の目安

本当にこれはクリニックや、どれほど薬を処方されるのかによります。

ですのでここでは目安の費用を紹介します。

髪の毛の脱毛が気になる方
内服薬1種(維持・脱毛抑制) 3,000~10,000円

脱毛を抑え発毛もしたい方
内服薬2種(維持・脱毛抑制、
発毛促進)塗り薬1種(発毛促進) 10,000~30,000円

調べて見て思ったのは、私たちが受診した時よりも全体的に費用は落ち着いているということです。クリニック・費用については別の記事でまとめています。

Q6.これからAGAと向き合う僕にメッセージをください

僕たちは10代から薄毛に悩み、周りの目が気になる学生時代を過ごしていました。AGA治療に踏み切るまでは相当悩みましたが、やってよかったなと思っています。AGA治療開始してから3年が経ってわかったことがあります。

『治療に頼るだけでなく、日々の髪のためにできる努力をすることも大事』

後悔はありません。薄毛で悩んでいる方はAGA治療を検討してみてくださいね。

応援していますし、一緒に頑張りましょう。また僕たちが髪のために行っている日々の努力は記事にしてまとめていますのでよかったら読んでみてくださいね。

参考

日本皮膚科学会【男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版】
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

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